ちーの気ままな日常


by chisazn

カテゴリ:舞台( 59 )

演劇集団キャラメルボックス 世界名作劇場

1897年エドモン・ロスタン作のフランス戯曲。大きな鼻を持つシラノが一人の女性(ロクサーヌ)を思い続け、クリスチャンに代わって恋文を書く。クリスチャンとロクサーヌはめでたく結ばれるが…という物語。

阿部丈二がすげー頑張ってる。膨大な台詞だけじゃなくて、その存在感、かな。舞台はその生き様に心打たれるのだと常々思っているけれど、まさにそれ。カーテンコールですら泣きそうになるのは西川さん以来かも。すべて燃やし尽くした後の、実直さと穏やかさ。この人があの激しい舞台を演っていたのか、と思う。それも、昨日も今日も明日も、これから一週間も。
詩的な台詞回しが古典すぎて聞き取りにくいとか、どうも歌舞伎っぽくなるようだとか、女性役者が多すぎてガスコン青年隊弱そうだよーとか、まあそんなことは置いとけるくらい阿部さん、熱演。
若手のサンタ(サンタクロースが歌ってくれた、とゆーお芝居。12月には上川さんや近江谷さんが帰ってきて公演するのだけど、11月に若手だけで同じ演目を行う。)をどうしようか迷ってたけど、見に行きたくなった。
ロクサーヌ役は元アナで上手くないからおバカっぽいけど文句なしの美人さんなので、役的にはちょうどオッケーなのかなと。
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by chisazn | 2010-10-05 12:27 | 舞台

ANGEL EARS' STORY

演劇集団キャラメルボックス

新作ってことで期待半分不安半分でしたが、いやー面白かったです~♪ハートフルな家族モノ。心の声が聞こえる様を別の役者が二重になって演じているのですが、これが破綻してなくて、笑いも取れて、ナイスでした。「心の声が常に真実とは限らない、自分自身をだまそうと心が嘘をつくことだってある」とゆー台詞はふぅんと思いました。こーゆー不思議論理はなんとなく好きです。前に気になったのは死や命を紡いだ歌で、「めぐり会うのは偶然と言えるの 別れる時は必ず来るのに」(FF9)ってのとか。
話がそれました。
西川さんが久々の主役です。相変わらずの存在感と安心感。48歳の父親役。
細見さんが汗だくだくだくで頑張ってます。シャツの色が変わりきってしまうかと。
菅野さんも出てます。冬ですからね。初代沖田総司。面影はもはやありませんが、声は相変わらずさわやかです。いいひとオーラもばんばんです。
そして若手陣がいい味を出すようになりましたよね~。

毎回思うことだけど、キャラメルの舞台を観ると、自分の原点に還るような気がします。劇場はそれだけで懐かしさの象徴ですが、それ以上の何かを思い出すような。こころがポカポカになって帰路につきました。

池袋サンシャイン劇場で12/25まで。あとちょっとですね。
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by chisazn | 2009-12-18 19:51 | 舞台

映画:サマーウォーズ

こーれーはー面白かった!お見事!

全世界を網羅する仮想空間OZにおける戦い。
大家族に囲まれて、田舎で過ごすひと夏の思い出。
朝顔と、高校野球と、アバターと、数学オリンピックと、花札と、おばあちゃんと。キーワードを挙げたらキリが無いのに、全部が見事に溶け合って、とってもナイスなストーリー。

「時をかける少女」の細田守監督。またもや良作ですよ~!「時かけ」もスキだけど、ノリはこっちの方がスキだなあ。ものすごくテンポ良く進むので、飽きない、楽しい、ちょっとホロリ。
とにかくキャラクターが良い。それぞれの個性が豊かなのに全然無理してなくて。カズマの声がどう聞いても女の子なのが惜しい。男勝りな女の子だと途中まで思ってたもの。
そしてキングカズマかっこ良すぎ!おばあちゃんもカッコイイ!!
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by chisazn | 2009-09-10 00:39 | 舞台

風を継ぐ者

演劇集団キャラメルボックス
高一の時に、見事に舞台とキャラメルと新撰組にハマった作品。なつい!
どうしても前と比較してしまうけれど、主役の二人はいい味を出してました。のちの記者、小金井のキャラも立ってたし。でも、大内さんを見るとどーしても土方さん(過去2回とも土方役を見た)に見えてしまう・・・今回の土方さんに声の貫禄が足りないからかも。沖田さんも、さわやかに細くなって若返ってイイとは思うけど、畑中さんではどーしても悪の部分があるように感じるのだ・・・。

でも、とても好きな舞台です。手紙の場面とか最高。台詞を覚えたくなります。
そして小ネタも満載です。さつきさん、相変わらずイイです。
曲もほとんど変わってなくて、ってことはぴったり合ってて、スバラシイ。殺陣の時に流れるPOLANDとか、尺や終わり方があまりにぴったりで感動モノです。
東京・池袋では8/9まで。大阪公演は8/20~25まで(短いな)。是非。
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by chisazn | 2009-07-29 01:01 | 舞台
演劇集団キャラメルボックス
ハーフタイムシアター2本立て。「光の帝国」は恩田睦が原作、「すべて~」は梶尾真治の「未来のおもいで」が原作の舞台化。どちらも本は読んだことがある。それぞれ、これを1時間で収めるの?これに1時間もかけるの?という文章量。舞台もなんだかそんな雰囲気。

「光の帝国」は、不思議なチカラを持った常野と呼ばれる人々の話。とてもギュウギュウ~に話を詰めこんだ感じ。場面転換も早くて、役者は早口で、い、今の一時間?とゆー密度。息止めて見てたよ~とは友人談。原作読んでなかったら、常野の背景がいまいち分かりにくかっただろうなぁ、と思う。あと役者が、舞台声が怒り口調になってしまう人が多くてちょっとね・・・。

「すべての~」はその点、余裕があったなー。役者たちものびのびとネタを仕込み、作風としても「キャラメルらしい」のはこっちのほう。白鳥山で、27年後の未来の女性と出会うタイムトラベルな話。歴史は変えられなくて、奇跡は起きなくて、でもそれが必然だった、ような。
神戸でお世話になった劇団赤鬼の役者さんが、新人として舞台に立ってた。当時まだ高校生だったはずだから、なんだか嬉しい。今後の活躍に期待~☆

さてさて、次回は5月「容疑者Xの献身」がキャラメルで舞台化。映画も本も見てないけど、コレは見たい!
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by chisazn | 2009-03-13 01:20 | 舞台

映画:おくりびと

モントリオールで賞をもらったりアカデミー賞にノミネートされたりでロングラン上映してるので観に行ってみました。

うむうむ、良い話ですた。
ほろりと泣きドコロもあり。
久石譲の音楽も好きだー。チェロっつー小道具がまた良いなぁ。
キャラも立ってて面白い。
そしてモッくんの真摯な表情が、“納棺師”の静謐さをかもし出してます~。

しかしモッくんとヒロスエが夫婦に見えん・・・。いいとこ兄妹、ヘタすりゃ親子。ヒロスエが幼くふるまってるのが原因か、はたまたモッくんがどう見てもフケてるのが原因か。目指してる年齢はヒロスエの実年齢くらいだと思うのだけど。あ、しかし同窓生もフケてたな。身内も亡くなってるしな。もう少し上か?年齢構成が不可思議~。
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by chisazn | 2009-02-04 23:40 | 舞台

ZED

シルク・ドゥ・ソレイユ

いやはやー、すごかったです…!
シルクは前に見たことあったかなと思ったんですが(サルティンバンコとか)これはない!見たことない!息をつくヒマもないエンターテイメント。目が離せない面白さ。すっげぇチームワーク。あ~夢の中でもっかい見たい~♪
舞台装置も演出も衣装も生演奏も凝ってて良かったです。特に気に入ったのはオープニングの布!まさに始まり始まり~!!ってカンジで!

実はコレ、衝動買いしてしまってちぃっと後悔してたのです。前から5列目ド真ん中とゆーものすごく良い席で、よって良いお値段で。平日だしフツーの席なら当日券もあって、もっと安かったんだなあ、とか。しかししかし大満足ですよ!大迫力!宙を舞う人が頭上越えてくんすよ。演者の汗まで見えるんですよ。センターでの決めポーズが目の前ですよ。ああ、伝わらないかなぁ!このチケの謳い文句・演者との一体感、まさにそんな!良い席はやっぱ良い!

本日の一番は綱渡りかも。言葉通りの命懸け。ヒヤヒヤ!心臓に悪いっす…。もう!そこまでしなくて良いから!うわうわ~。ってな。なんかでも、ホラ俺こんな技を編み出したぜ!とか、俺はこんなんできるんだぜ!とか2人で言ってそう…。
クラウンの2人も良かったなー☆一言も喋ってないのに(音は出してるけど)やりたいことがわかって、笑えるんだもんなあ。他のすごい技と同じくらい出てくるのが楽しみでした!
いやもうマジで全部良かったー!基本はサーカスで、サーカス自体久々だけど、なんかもうスケールが!世界観が!違う!さすがシルクドゥソレイユ!!
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by chisazn | 2009-01-09 23:31 | 舞台
演劇集団キャラメルボックス
テレビの脚本家として日々忙しくしている典彦のもとに、14年前に別れた娘・いぶきが突然やって来る。当時5歳だった娘は19歳になっていた。自分の書いた小説を本にしたいと言うのだ。人生最大のクリスマス・プレゼント、それは作家志望の家出娘だった・・・。

親子愛だったり夫婦愛だったり、やさしさがたくさん詰まった作品。話の流れはベタと言えばベタ?。大スジとしては、読めるか。でもその細部というか周りがね、あったかくて好きなんだなー。キャラメルの作品は悪者ってのがあんまり出てこないんだけど、今回もイイ人ばかり。
ところで、会社の同期と行ったんだが、泣いてたのは私一人。まあ確かに悲しい話ではないのだけれど、なんだろうな、伝えたかった言葉、遠い日の約束、ってのに弱いのかも。あと、舞台上の人間の「想い」が強烈に伝わると、それだけで涙腺ゆるむのさ・・・。
やっぱり西川さんが主演だと安心感あっていいなあ。カーテンコールの「寂しくなったらまた会いに来て下さい。僕達はいつでもここにいます」って言葉も、それだけで泣きそうになる。10年以上前から聞いてるからかねぇ・・・。
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by chisazn | 2008-12-20 00:58 | 舞台

CATS

劇団四季
五反田にあるキャッツシアター。思ったより小さな劇場で、ネコ達が暮らす「都会のゴミ捨て場」がある。白線引き、マグカップ、自転車の空気入れ、トースター、それぞれがちょっと大きい。ネコの目からしたらさもありなんというサイズ。
劇場は、良かったのになーーーーー。
うーん、期待しすぎたか。
全編、踊りと歌。ミュージカルっつーか歌と踊り。それのみ。たまにはフツーに台詞をしゃべれ!とイライラする。すぐに全員で踊りだすので、もういいよ、踊らなくていいよ、とうんざり。ストーリーもあるんだか無いんだか。一部と二部も、長くなったのでこのへんで休憩にします、といった風。様々なネコの紹介をして、、、、ん?ほぼそれだけか。悪いネコが倒されたり、嫌われネコが進展したり、してたみたいだけど、おいおいそのネコ達に過去の物語はあるのかい?と問いただしたくなる・・・。なんでこれがロングランなんだー!劇場を作ったからやってるだけじゃないのかー!!なんで皆2回以上平気で見てるんだーーーー!!
演出変わった??とか?納得いかん・・・
運動量はハンパないと思いますよ。なにせずぅぅぅぅっと踊ってるし。客席にちょっかいかけたり、登場シーンや大道具も良い(これは劇場の造りが面白い)。そういや回転舞台は初めに反転しただけですが、あれ回転する意味あるのかね?
芝居でなく、ダンスを見に行くのだと思ってれば良いのかも。
ネコ達の動きもネコ好きとしては納得いかんのだ。あー、WICKEDは良かったのになー。ガーゴイルが秀逸だったのにぃぃ。
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by chisazn | 2008-09-06 23:08 | 舞台

嵐になるまで待って

演劇集団キャラメルボックス
この作品は、是非ナマで見て欲しい。そんな迫力。ラストに向かう疾走感。殺陣とガラスと傘と、嵐と。堂々の再々々演。

声優志望のユーリは、言い争う波多野の「二つめの声」を聞く。やめろ!の声に重なるように、死んでしまえ、と。翌日、相手は行方不明に。その夜、波多野からユーリのペンダントを拾ったので取りに来て欲しい、と電話がかかってきた・・・。

なんかもう冒頭の曲”THE RIDDLE”で泣けるんですけど。いやこの曲には高校時代の思い入れが強すぎて。なつい!
実は手話をふんだんに使ったお芝居。これを見る度に、手話をもっと知りたいなぁと思うのだが(舞台中の手話がダイレクトにわかんないから)思うだけで全然実行に移してない。とりあえず、「ありがとう」と「やめて!」はこの舞台で覚えた。ありがとうは左手の甲にチョップしてる右手を少し上げるのだが、やめては逆に右手でチョップだ。激しくやると「やめなさい!!!」くらいの表現になる。意外と手話は感情を伝えられるってことも、意味を知らなくてもニュアンスでなんとなくわかるってことも、この舞台で知ったっけ。
来年の春に全国の映画館で上映するみたい。劇団☆新感線のゲキ×シネみたいなもんか。芝居ってこんなん、って導入には良いのかな。でもやっぱりナマで見てほしいなあ。
池袋サンシャイン劇場で8月末まで。その後福岡、大阪と続きます。
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by chisazn | 2008-08-22 01:12 | 舞台